こんにちは、ただの映画好きのJBです。
この記事では、映画「ノック 終末の訪問者」をネタバレありでレビューします。
原作との違いとは、訪問者たちの真偽とは、物語の結末とは…
気になった方は、ぜひこの記事を一読してみてください。
映画紹介
まだこの映画を観ていない方は、こちらの記事をご覧ください。
ざっくりレビュー
ここから先はネタバレがあります。まだこの映画を観ていない方はご注意ください。
これは観終わった後についつい考察を調べてしまう映画だと思う。
宗教的なニュアンスが強くて、何か深い意味があるのではと勘ぐってしまう。
ただ、面白いかと言われると賛否両論ありそう。
設定もぶっ飛んでるし。
M・ナイト・シャマラン監督の作品だからハードルも高くなっちゃうよね。
訪問者たちの言っていることは本当なのか、嘘なのか。
最後まで真相がわからない雰囲気はよかった。
ちょっとしっくりこないこともあるけど。
あと、ハリポタファン聞いて!
ロン・ウィーズリーことルパート・グリントが出てる!
髭面だったから最初全然気付かなかった。
感想・考察・おすすめポイント
1.髭面のロン・ウィーズリー
最初ルパート・グリントって全然気付かなかった。
映画を観てる時もどこかで観たことあるなって思ってて、映画.comを見たら「ハリー・ポッター」の文字が。
あっ!!
ロン・ウィーズリーじゃん!
白い布を頭から被る時、泣きながら「怖いよ」って言ってるとことか完全にロンだった。
あんなに髭を蓄えて、大人になったね。
2.M・ナイト・シャマラン監督と原作
どんでん返しと言えばM・ナイト・シャマラン監督。
「シックス・センス」や「ヴィジット」と聞いたら納得するでしょ?
そんなシャマラン監督の新作。
巷では期待されていたどんでん返しがなくて否定的な評価が多いみたい。
俺は結構楽しめたけど、面白かったかと言われると難しいかも。
原作は、ポール・G・トレンブレイの小説「The Cabin at the End of the World」。
実は、映画と原作小説とでは結末が大きく異なる。
映画ではエリックが犠牲となり、アンドリューとウェンが生き残る。
そして、テレビで世界の終焉が終わったことを知る。
エリックや訪問者たち4人の犠牲はあったものの、世界は救われ、アンドリューとウェンも2人で頑張っていく一歩を踏み出し車で去っていく。
絶望の中にも希望の光が見える終わり方だった。
でも、原作小説では全く逆の展開となる。
ウェンが途中で事故で亡くなり、アンドリューとエリックは最後に選択しないという選択をする。
その後、世界はどうなってしまうのかという含みを持たせた終わり方。
どちらかと言うとネガティブな印象を受ける。
ただ、「天気の子」のように、世界のために大切な人を犠牲にしないという選択も逆の立場になれば希望に溢れているともとれる。
こういった意味で、すごく考えさせれられる映画だと思う。
こーゆーことかよ…シャマラン…
また、映画では7という数字が目に付く。
ウェンは7歳だし、訪問者たちがノックをした回数は7回、小屋にいたのは7人。
キリスト教と関係していることを暗示させる。
訪問者たちを「ヨハネの黙示録の四騎士」だと言ってたしね。
3.世界の終焉と訪問者たちの真偽
途中まで訪問者たちの言っていることが真実なのか、嘘なのか。
映画を観ている人たちをミスリードする演出もあって、どっちなのか最後までわからなかった。
結果的には、訪問者たちの言っていることは本当で、最後の車の中の荷物からもそれがわかる。
選択を迫られた家族もつらいけど、訪問者たちが一番のヒーローだよね。
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